屋久島シリーズ①屋久島?でかい樹がある島でしょ?いえいえ、遊びの宝庫です!

こんにちは!メロンです。
わたしの完全趣味の話、屋久島シリーズを始めます!
わたしは屋久島が大好きで、年に1度は山と海の道具をもって必ず旅にでます。
そんな屋久島遊びも10年目を迎えました。

このシリーズでは、いまだに楽しめる屋久島の魅力を紹介していきます!

 

▼目次

  • まずは観光スポットをまわってみよう!
  • 宿は民宿がおすすめ!
  • 山が100ほどある
  • 雨の日に楽しめる場所
  • わたしの屋久島での過ごし方
  • 出会いでさらに楽しく!
  • 屋久島で身についたこと

まずは観光スポットをまわってみよう!

白谷雲水峡 苔むす森

「屋久島」と聞けば、縄文杉を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
縄文杉は往復10時間ほどかかるので、そこに行けば「屋久島きた!」と大きな達成感をえられますし、縄文杉もやはり立派なので「わー!!!」となります。しかし!屋久島は縄文杉だけじゃない!まだまだ楽しめる場所はたくさんあります。
ざっと観光で楽しめる箇所でも以下のポイントがあります。

  • 縄文杉 みなさんご存知の大きな樹です!
  • 白谷雲水峡 もののけ姫のモデルとなった場所で苔がキレイ
  • 宮之浦岳 日本百名山の100番目の山!
  • 西部林道 世界自然遺産に指定されているエリア!シカやサルを見かけないときはない
  • 大川の滝 日本の滝百選にはいってます!
  • 蛇の口の滝 一枚岩のスケールは圧巻!
  • 温泉巡り 海の中にあったり、とろとろだったり、激熱だったり
  • ダイビングorシュノーケリング 結構カメにあう
  • ウミガメの産卵 勝手に行くとカメがびっくりするので、ちゃんとツアーで!
  • いなか浜 夕陽がきれいスポット
  • 川遊び リバーカヤックもさかん!
  • 横河渓谷 お昼寝スポット
  • たくさんの山々 宮之浦岳、永田岳、黒味岳、愛子岳、モッチョム岳、龍神杉、太忠岳…などなど!

1回屋久島に来ただけでは、これは遊び倒せません!
屋久島に興味がある!という人には、何回も来て自然を楽しむことをいつもオススメしています。

宿は民宿がおすすめ!

民宿 和楽(安房)

ディープに楽しみたい方に1つ提案したいのは、民宿に泊まること。
民宿では、色々なルートに行く人が泊まっているので、夜はお酒を飲みながら情報交換ができます。
そこで聞いた面白そうな場所へ次の日行ってみたり、登山に詳しい人にアドバイスをもらうこともよくあります。

また、変わった人も多いですし、普段働いていたら出会わないであろう職業の人にも出会えます。
楽しくてついつい飲みすぎて次の日の山がキツイ…なんてこともありますがそれもまた楽しみのひとつ。

山が100ほどある

九州最高峰 宮之浦岳

地元の人でも行かない山を含めると屋久島には山が100ほどあるそうです。
一番有名なのは百名山の宮之浦岳。森林限界を超えると広がる景色とスケールのでかさに「わー!!」っと声あげます。
(森林限界:標高が高くて寒いと森林としての生育が不可能になる限界線のこと)

山頂に大きな岩がぶっささってたり、アップダウンをいじめかのように繰り返す山だったり、自分よりも大きい根っこや岩をよじ登ったり、普段出会わない風景や道に遭遇するので、どれもおもしろい。「これいくの!?」なんて独り言をよくいいます。

縄文杉と宮之浦岳以外の登山ルートは人も少なく、けっこうひっそりとしています。
そこでは感覚(香りや空気や音、疲労など)で山を楽しんだり、答えの出ない考え事をひたすらすると、一つ先の答えに出会えたりします。長時間考え事に集中するのは情報の多い都会ではなかなかできないことなので、これもすごくオススメです!

ただ、ノリだけで行くと助けてくれる人がいない可能性があるので、ちゃんと準備をしてからいきましょう。

雨の日に楽しめる場所

雨にぬれると、さらに緑が鮮やかになってキレイです!

屋久島は366日雨が降るといわれています。
雨の日こそ楽しめるのが苔です。
屋久島は苔の種類が豊富で、600種類以上もの苔が生息しているといわれています。
苔に関する本は宮之浦にある屋久島環境文化村センターにも売っていますので(格安!)、本を見ながらの観察も楽しいです。

白谷雲水峡やヤクスギランドあたりはゆるやかなコースなので、苔を楽しみながらお散歩がオススメ。

わたしの個人的に好きな過ごし方は、龍神杉の登山道へ行ってぼーっとすることです。
雨が降ると沢が増水して龍神杉までは行けないので、本当に誰もいない。
ガスとコーヒーを持っていって、苔むした石に座ってまったりしています。

※龍神杉や白谷雲水峡は雨が降ると沢が増水するので、渡れないと思ったら必ず引き返しましょう。
※ヒルもたくさん出るので、ヒル下がりのジョニーかエアサロンパスでヒル対策!

わたしの屋久島での過ごし方

いなか浜(永田)口永良部島がみえる夕陽がキレイな浜。

基本的に絶対行きたい山は3個くらい決めておいて、あとは天気と気分次第で予定を変えていきます。

晴れたら1日かけてガッツリ登山。
登山した次の日は心地よい疲労におそわれてるので、海の道具をもって島一周。
さっきまで晴れてた!と思っても、島の裏側は雨が降っていたり天気がかわりやすいです。
晴れた瞬間、車をとめて着替えて海の中をただよったり生き物観察。ぼーっと日向ぼっこして、温泉入りに行きます。

雨が降ったら苔を楽しみに散歩。

まったりしたい日は民宿の人とイソモン採り(磯で貝をとります)。

やりたいこと3つと、気分や天気で充分楽しいです。

出会いでさらに楽しく!

日本の滝百選 大川の滝

出会いもまた魅力。

山道を歩いていると、ガイドさんがたまに話しかけてくれます。(一人できている人は危ないので念のため声をかけるらしいです)
そこで仲良くなったガイドさんが、別の日に島の遊び方を教えてくれて朝4時まで遊んでたことも!

ある日は、たまたま観光協会の方と仲良くなって、縄文杉の前で観光客の人数を数えるボランティアに参加。
縄文杉へは10回以上登ってるので、道のりの長さはよくわかっています!
なので、初めて縄文杉をみた人の表情や驚き、感動の声を聞けたボランティアはとても感慨深かったです。
自然と「お疲れ様ですー!!」って声が出てました。

またある日は、同じ宿の方が交通手段がないと言っていたので、わたしの車で1日観光のアテンドしてみたり…

初めましてからのコミュニケーションは、素敵な経験を広げてくれます!

屋久島で身についたこと

初めて行くルートの登山計画

屋久島は一人で行くので、色々なことが身につきます。
そしてそれは結構仕事でも役立つことが多いな~と感じています。

判断能力がつく、たくましくなる
このまま行くか、戻るべきか。時間であったり、天候であったり、体調など自己管理であったりの判断は常です。
また、観光名所を外すと、ルートが急にアスレチックのようになり、道案内がわかりにくくなります。
「怪我しないようにどう進むか?」「え!ここいくの!?いや、進むしかねぇ!」など、どんどんたくましくなります。

コミュニケーション能力がつく
一人で行くので、知らない人と話すことが基本です。
だんだん島に顔見知りが増えていくのもおもしろいです。

準備をしっかりするようになる
一旦山に入ると長いときで2日間くらい山に入っているので、しっかり準備、そして軽量化。
じゃないと困るのもまた自分です。

時間を大切にするようになる
わたしのような登山初心者は、山に入ると夜は危険です。
ルートを決め、時間を決め、それを守らないと身に危険がおよぶので、時間はとくに大切にするようになりました。

おおらかになる
みたこともないスケールの岩や階段のような根っこなどをみていると、自分ってちっせ!よく思います。
あと道のりが長いルートもあるので、色々なことを考えたりしていると自然とおおらかになっていきます!

まとめ

縄文杉は立派なので、目玉の観光地です。
ただ、縄文杉というものが育った島の環境であったり、そこに住む人々、そこで出会う人々との時間を楽しめるのも魅力です。

まだまだ書き足りないですが、好きなことはついつい長くなってしまいますね!
次回から各ルートをもう少しディープに紹介していきます!
それではまた!