宝塚の魅力伝えます!シリーズ①基本編「宝塚ってどんなもの?」

暖かくなったと思ったら寒さがもどってきたり、体調を崩しやすい季節ですが、みなさんお元気ですか?
週末の宝塚観劇(遠征)のために気合いで風邪を治したむらたです。

今日は私が今いちばんハマっている宝塚についてお話しします!

宝塚についてはいくら語っても語り足りないので、勝手にシリーズ化にしようと目論んでいます。

まず第一回目はまだ宝塚を観たことがない方達へ、宝塚とはどんなものなのかをお話ししたいと思います。
なんて偉そうに言っていますが、私自身宝塚を初めて劇場で観たのは2014年。宝塚を観るようになってまだ2年半ほどの初心者です。
ただ、観た瞬間にハマってしまい、私に宝塚のことを色々教えてくれた師匠でもある会社の後輩Sちゃんがドン引きする勢いでのめり込んだので、だいぶ密度の濃い2年半を過ごしました。

さて、宝塚歌劇団というのは今年103周年を迎える女性だけで作られた劇団で、劇団員(生徒と呼びます)は「花組」「月組」「雪組」「星組」「宙(そら)組」の5組のうち何れかの組に所属します。
(5組以外に「専科」と呼ばれる特定の組に所属しない生徒の集まりもあります。)
その5組が順番に約1ヶ月間ずつ公演を行なっているため、常に日比谷(東京都)または宝塚(兵庫県)の専用劇場で何かしらの公演を観ることができます。

各組の人数はだいたい70〜80人程度でしょうか。宝塚歌劇団に入るには、「宝塚音楽学校」という2年制の学校を卒業する必要があります。
この学校については、独特なルールや入学試験の倍率の高さなど、テレビで取り上げられたりもしているので、ご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?
ここで2年間がんばって卒業した生徒さんたちが、「タカラジェンヌ」として宝塚歌劇団に入団します。
そして入団する生徒さんがいる一方で、退団していく生徒さんもいます。
退団する時期は特に決められていないので、数年で退団する人もいれば、10年以上在団した上で退団する人もいます。
自分が応援している生徒さんの退団は宝塚ファンにとって1番怖いものなので、お稽古集合日(各公演のお稽古が開始する日。この日に退団者の発表がある)は毎回ドキドキしながら1日を過ごします。

そして各組にはそれぞれ「トップスター」と呼ばれる方が1名ずつ存在します。
あ、その前に「男役」と「娘役」についてもお話ししないといけないですね。
最初に書いたように宝塚歌劇団には女性しかいないため、舞台で「男」を演じる役者と「女」を演じる役者が必要になります。
「男」を演じる役者を「男役」、「女」を演じる役者を「娘役」と呼びます。

先ほど出てきた「トップスター」は男役の中から選ばれます。そして舞台でその「トップスター」の相手役を務める娘役を「トップ娘役」と呼びます。(稀にトップ娘役が不在の時期があったりもします)

ところで、みなさんにとっての宝塚ってどんなイメージでしょうか?
宝塚を観たことがなかった頃の私は、宝塚といえば「ベルばらとあの独特の濃いメイク」そして簡単には観に行けない感じ(敷居が高いというか、そもそもどうやってチケットを取るのかもわからない)でした。
そして、一生に一度は観てみたい(でも縁がないだろうなぁ)とぼんやり思っていました。

「宝塚が好き」と人に話すと、一回見てみたいんだよね〜と言われることが多いので、以前の私のように観てみたいけどどうしたらいいんだろう…?と思っている人が多いのかなと思います。
そんな人たちにこそ、ぜひ一度生の宝塚を観ていただきたい!
チケット代も12,000〜3,500円まで席によって様々ですし、当日券(立ち見なら1,500円)もあるんです。
確かに東京ではチケットはとても取りづらいですが、そんな時は周りに「私宝塚に興味があって!一回観に行ってみたいな〜」と言ってみてください。
どこからともなく宝塚ファンが現れて、観劇に誘ってくれるはず…!

私と面識がある方は声をかけてください。まずは上映会をしましょう!!!